ポリマーセメントとは

ポリマーセメント系塗膜防水とは

 ポリマーセメント系塗膜防水材は、従来水和凝固型塗膜防水材とも称されていたエマルション樹脂とセメント系パウダーを調合する材料である。火気等を必要とせず施工が可能であり、また有機溶剤を含まない無機水系という環境に配慮した独特の特長をもつ工法である。その歴史は建築土木市場においては約30年の歴史があり、施工数量は、新築工事で年間400万m²以上、改修工事で300万m²以上の実績がある。

ポリマーセメント系塗膜防水の特長

  1. 水系なので、有機溶剤系防水材と比べて環境に優しい防水工法である。
  2. 火気を使わず安全性が高い防水工法である。
  3. 湿った下地に施工が可能であり、安定した接着力を持つ。
  4. EVA系やアクリル系エマルション等とセメントや骨材を含む既調合粉体で構成されている材料である。

施工事例