屋上防水の調査マニュアル
【第2版】

建物の屋上には、雨漏りしないように必ず防水層が施されています。この防水層には寿命(10年以上は有りますが、建物の寿命より短い)があり、必ず取り替える時期がやってきます。

この調査マニュアルは、現状の屋上防水層を適切にチェックしていくことで、皆様の建物の屋上の防水層がどのような状態であるかを判断できるように作成したものです。建ててから10年経過を目途に(その後も、1年か2年毎に調査することが望ましい)、この調査マニュアルを利用して、ご自身で、建物の屋上部分の防水の状態などを調査し、修繕計画のお役に立てて下さい。

また、資料には屋上や防水の基礎知識、ことばの解説も加えてありますので、参考にして下さい。

なお、屋上は排水溝の詰り植物の繁茂等の問題が発生している場合もありますので、定期的な点検をお願い致します。その際にもこのマニュアルを参考にして下さい。

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屋上防水の調査マニュアル【第2版】 目次

I. 屋上に上がる前に

1. はじめに 4
2. 安全に調査をするための注意事項  
2.1 屋上の防水層調査をしてはいけない場合 5
2.2 注意事項 5
3. 用語解説  
3.1 屋上の説明・用語解説 6
3.2 防水層の種類と特徴 9
4. 調査共通項目  
4.1 調査のフロー 12
4.2 事前調査表(屋上に上がる前に) 13
4.3 調査準備 14

 

II. 調査の手順

押え防水 16
アスファルト系防水 24
シート系防水 32
塗膜系防水 39

有機溶剤安全作業の手引き
(B6版 全28頁)

防水工事では、たくさんの有機溶剤が使用されています。有機溶剤は、労働安全衛生法の有機溶剤中毒予防規則によって屋内の取り扱いについて規制されておりますが、屋外作業においても有効な災害の予防方法となります。
ここに、有機溶剤との“適切な付き合い方”を小冊子にまとめました。作業員の皆様の良き備えとなれば幸いです。
発行人
一般社団法人 全国防水工事業協会
一般社団法人 日本防水材料協会

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有機溶剤安全作業の手引き 目次

はじめに 3
災 害  
01 有機溶剤にはこんな危険が 4
02 災害の発生しやすい場所は 6
   
準備  
03 作業の服装 8
04 作業場所で確認するもの 9
05 有機溶剤作業主任者の確認 10
06 ピット内や、せまい場所、屋内の作業には送気・換気の設備を 11
07 電気照明は防爆灯を 12
   
作業  
08 ピット内での作業中は監視人を 13
09 作業場所には他職を近づけない 14
   
作業終了後  
10 工具類の洗浄及び残材処理と材料保管 15
   
非常時  
11 事故が起きた場合の救急体制は 16
   
応急処置  
12 こんな時はまず応急処置を 17
   
健康診断  
13 有機溶剤特殊健康診断の受診 20
   
注意  
14 特別有機溶剤に注意 21
15 特別有機溶剤の主な規則 22
16 女性労働基準規則に注意 24
   
作業主任者の職務 25
   
資料 GHS絵表示と注意事項 26